2012年4月19日木曜日

Marcha Real / スペイン王国国歌「国王行進曲」



国王行進曲(こくおうこうしんきょく、スペイン語: Marcha Real)は、スペインの国歌および王室歌。音訳はマルチャ・レアル。歌詞の無い国歌の一つ。

スペインの国歌はヨーロッパ最古の国歌の一つで、その起源は不明である。
その最初の記録は、1761年にマヌエル・デ・エスピノーサ(Manuel de Espinosa)が書いた『スペイン歩兵の信号ラッパの命令の本』(Libro de Ordenanza de los toques militares de la Infantería Española)に登場する。曲は「擲弾兵行進曲」(La Marcha Granadera)と題され、作曲者は不明である。1770年にカルロス3世はこの曲を公式な「名誉の行進曲」とし、それにより公式行事や儀式といった演奏の場が与えられることになった。王室が来臨している公式行事で常に演奏されたため、スペインの民衆はすぐにこの曲を国歌とみなすようになり、「国王行進曲」と呼ぶようになった。
スペイン第一共和政とスペイン第二共和政では「リエゴ賛歌」が「国王行進曲」にとって替わって国歌となった。しかし、スペイン内戦の終結の際に、フランコが「国王行進曲」を旧名の「擲弾兵行進曲」に改めた上でふたたび国歌に戻した。スペイン1978年憲法の制定後の国王行進曲はフランシスコ・グラウ(Francisco Grau)に委任されたものである。1997年の10月に王室令は国歌としての「国王行進曲」の公的な使用の慣例化を公布した。

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もっともよく聞く機会があるのはやはりサッカーでしょうか。
F1ではフェルナンド・アロンソが2012年第2戦マレーシアGPで勝利を収め、この曲が流れています。

Youtubeでも多くは加湿器、もとい歌詞つきのもので、曲のみのものは少数派でした。
それにしてもテンポ指定ってないんですかね、国歌って。
かなりまちまちで、どれが正しいのやら。

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